「人生経験したもん勝ち」がモットー。
習うより慣れろ精神で、キャスティング、総務、マーケティングなど幅広い業務の管理を担当。
表彰式や式典などの社内イベントを企画制作するとき、どのように進めていけば良いのか悩んでいませんか。
社内イベントをするのであれば、「開催して良かった」と思えるようなイベントを企画したいですよね。
今回は、社内イベントを行う目的、社内イベントの企画例、社内イベント企画の流れや企画制作のポイントについてご紹介します。
社内イベントを行う目的
社内イベントを行う目的としては、以下の通りです。
- 企業と社員の結びつきを強化する
- コミュニケーションを活性化させる
- 企業理念を浸透させる
- 社員の労をねぎらう
- 離職率を低下させる
社内イベントの企画内容は開催目的に応じて異なるので、こちらを参考にどんな目的で進めていくのか検討してみてください。
また、こちらの記事で社内イベントを行うメリットなどを詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
社内イベントを行うメリットとその効果とは?成功する運営のコツを伝授!
企業と社員の結びつきを強化する
社内イベントを行う目的に、企業と社員の結びつきを強化することが挙げられるでしょう。
自社ならではのイベントに参加することで、社員が会社の一員であるという自覚が生まれ、組織への愛着心につながります。
帰属意識をもつ社員が増えれば、会社の業績が向上し、より活気ある雰囲気にもなります。
コミュニケーションを活性化させる
社内イベントによって、社員同士のコミュニケーションを活性化させることもできます。
同じ部署内の結束力が強化されたり、他部署の社員や普段接する機会の少ない経営陣と接して良い刺激をもらったりして、モチベーションの向上も見込めるでしょう。
円滑な社内コミュニケーションを実現することで生産性が高められ、顧客満足度の向上も期待できます。
企業理念を浸透させる
社内イベントを開催することで、企業理念を浸透させられます。
セミナーやワークショップなどで、自社の根幹となる考え方を伝えれば、社員全員が同じベクトルで仕事に取り組めます。
自社の存在意義を明文化した企業理念が社員に浸透することで、行動指針や判断基準が明確になり、会社全体の成長にもつながるでしょう。
社員の労をねぎらう
社内イベントは、社員の労をねぎらう目的でも開催することができます。
日頃の業務を称えてねぎらうことで、社員のモチベーションアップが期待できるうえ、メンタル面でも気分転換やストレス解消といった効果を見込めるでしょう。
また、努力や成果を認め、「会社は社員を大切に思っている」と明確に伝えることは、生産性の向上にもつながります。
離職率を低下させる
離職率を低下させるという目的にも、社内イベントは効果的です。
社員同士の関係性が深まることで、自身の居場所を見出すこともできますし、会社への理解度が増せば帰属意識向上につながります。
離職の原因は、人間関係や職場の環境が関係していることが多い傾向にあるため、社員全員が一丸となる社内イベントで状況を改善してみてください。
こちらの記事では、イベント制作で重要な目的の把握について詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
社内イベントの企画例
こちらでは、社内イベントの企画例を以下3ジャンルに分類してご説明します。
- 親睦を深める企画
- 社員のモチベーションアップにつながる企画
- 企業理念を深められる企画
具体的な社内イベント企画の流れをご紹介する前に、どんな企画例があるのか確認していきましょう。
親睦を深める企画
親睦を深める企画には、下記のようなものが挙げられます。
- 運動会
- 野球大会
- フットサル
- ボードゲーム
- お花見
- バーベキュー
- 社員旅行
- 歓送迎会
- 新年会・忘年会
社員全員が楽しめるようなスポーツ大会や飲食ができるイベントなどを企画することで、自然とコミュニケーションの機会が生まれるでしょう。
社員のモチベーションアップにつながる企画
社員のモチベーションアップにつながる企画としては、下記のようなものが考えられます。
- 社内研修
- 表彰式
- 社員による講演会
- 社内コンペ
社員の功績を称える内容やスキルアップが見込める内容を企画することで、仕事に対する意識を向上させることが可能です。
企業理念を深められる企画
企業理念を深められる企画例は、以下の通りです。
- セミナー
- ワークショップ
- 社員総会
- チャリティ活動
企業理念を策定した背景を伝えたり、実際に企業理念について話し合ってみたりなど、社員が身近に感じられるような企画制作を目指してみましょう。
社内イベント企画の流れ
社内イベント企画制作は、以下の流れで進めていきましょう。
1.開催する目的を明確する
2.運営メンバーを選ぶ
3.イベントの内容を作成する
4.物品などを準備する
5.社内イベントを実施する
6.実施後に振り返りを行う
上記6ステップについて解説します。
開催する目的を明確する
まずは、社内イベントの開催目的をはっきりとさせましょう。
目的があいまいなまま社内イベントを開催すると、期待している成果につながりづらいものです。
複数の目的を設定すると、企画内容がぶれてしまうので、まずは1つの目的に絞ってみましょう。
先ほどご紹介した「社内イベントを行う目的」を参考に、明確な目的をもってイベントを企画してみてください。
運営メンバーを選ぶ
社内イベントの目的が決まったら、運営メンバーを選びましょう。
運営メンバーは、特定の部署に偏らないようにし、バリエーションに富んだ人材を選定します。
多方面からメンバーを選ぶことで、企画制作の時点からコミュニケーションの活性化につながるうえ、多角的な視点で進めることが可能です。
社歴や職種などもふまえたうえで、よりたくさんの社員に喜ばれるようなメンバーを選定しましょう。
イベントの内容を作成する
運営メンバーを選定した後、社内イベントの内容を検討します。
その際は、いくつか自由にアイディアを出してから、費用や会場などの条件をふまえたうえで絞っていくとスムーズに進められます。
一見面白そうに見える内容であっても、目的達成に不向きな企画であれば、再度検討してみてください。
物品などを準備する
イベントの内容が決まったら、使用する物品や料理、会場などの手配を行います。
会場を借りる場合はイベントに必要な要件が決まった段階で早めに予約を済ませておきましょう。
また、必要な物品などは、リストアップをすることで抜け漏れを防げます。
社内イベントを実施する
社内イベントを実施する際は、あらかじめ作成していた運営マニュアルやプログラムをもとに、社内イベントの進行を務めていきましょう。
また、なかなか人の輪に入れない社員を見つけたときは運営メンバーが間に入るなど、全員が楽しめるようなサポートを心がけると、イベントの参加者全体の満足度が向上します。
実施後に振り返りを行う
社内イベントの開催後は、当日の振り返りを行いましょう。
企画から運営までを振り返り、良かった点や改善点を洗い出すことで、次回以降の社内イベントの質の向上につなげることができます。
振り返りを行うにあたり、参加者にアンケートをとっておくとより有益な意見を取り入れることが出来るでしょう。
社内イベント企画制作のポイント
社内イベントの企画制作は、以下5つのポイントを押さえることが大切です。
- 必ず会場の下見を実施する
- 休日に開催しない
- 社員が関心を持てる内容にする
- マニュアルやプログラムを作成する
- 余裕を持ったスケジュールで進める
上記5つのポイントについてご紹介します。
必ず会場の下見を実施する
社内イベント会場の下見をおろそかにしてしまうと、参加者の充分な満足度が得られなかったり、予定している内容で開催できなかったりする可能性があります。
企画内容に適した社内イベントかどうかを判断するためには、以下7つの点を確認することが重要です。
- 会社や駅からの距離
- 延長できる時間
- 会場の広さ
- Wi-Fiの有無
- 設備
- 会場のルール
- トイレや喫煙所の数
また、1人で下見をすると主観的な判断となってしまう場合もあるので、必ず2人以上でチェックしましょう。
休日に開催しない
社内イベントは、可能な限り休日に開催しないようにしましょう。
休日は社員それぞれにプライベートの時間があるため、参加を断られるリスクが高まります。
また、平日の中でも、繁忙期など社員に余裕がない時期は避けたほうが無難です。
業務時間内で終わるものであれば、多くの社員が参加しやすいでしょう。
社員が関心を持てる内容にする
社員が思わず参加したくなるような内容にするのも、社内イベント企画制作のポイントです。
どれだけ参加しやすい会場や日時であっても、社員の興味をひくようなイベント内容でなければ、人は集まりません。
過去のアンケート結果を参考にしたり、関心をもちやすいイベントの条件について考えてみたりしながら、企画内容を考えましょう。
マニュアルやプログラムを作成する
社内イベントの企画制作をする際、運営マニュアルやプログラムの作成も忘れずに行いましょう。
「なんとなくの流れはわかるから用意しなくて良いかな」と思っていると、当日ぐだぐだなイベントを開催することになってしまいます。
想定しうるトラブルへの対処法も記載しておくと、安心して当日を迎えられるでしょう。
余裕をもったスケジュールで進める
社内イベント企画制作は、なるべく早い段階から余裕をもって進めていきましょう。
タイトなスケジュールで準備をすると、漏れがでてしまい、社内イベントの目的を達成することが難しくなります。
また、忙しい中で作業を進めると、運営メンバー間の雰囲気が悪くなったり、充分なコミュニケーションが取れないまま本番を迎えてしまったりすることも考えられます。
「社内だけで対応が難しい」と思ったときは、早い段階でイベントスタッフの派遣会社に相談することをおすすめします。
まとめ
今回は、社内イベントを行う目的や企画例、企画の流れやポイントについてご紹介しました。
社内イベントを成功させるにはいくつものポイントを押さえなければいけないので、普段の業務と並行して進めていくことは困難といえるでしょう。
もし社内イベントの成功に不安を抱えているなら、社内イベントの企画立案から制作、当日の運営まで一気通貫でサポートできる「ワンコンシスト」にお任せください。
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