マーケティングチーム所属。
SEやテレビ番組編集の仕事を経て、ワンコンへ入社。
現在はマーケティングの他、広報活動やSNS運用などを行っている。
展示会やセミナーなど、イベントの成功に欠かせない「イベントディレクター」。
スタッフを適切に管理しながら、現場を円滑に回すイベントディレクターがいれば、スムーズに進めることが可能です。
今回は、イベントディレクターとは何かということや、イベントディレクターが重要である理由、手配する費用についてご紹介します。
記事の後半では、イベントディレクターの手配方法と、イベントディレクターを手配するときのポイントもお話しますので、参考にしてみてください。
目次
イベントディレクターとは?
イベントディレクターとは、イベント現場で指揮をとる役割のことです。
【イベントディレクターの仕事例】
- 業務の運営
- 業務の進行
- スタッフの管理
- 事故防止
- クレーム対応
イベントの目的に応じて業務を整理し、スタッフに適切な指示を行いながら成功に向けて現場を回していきます。
イベントディレクターは、イベント成功の鍵となる「現場のまとめ役」といえるでしょう。
イベントディレクターと他スタッフの違い
イベントディレクターと他スタッフでは、どのような違いがあるのでしょうか。
こちらでは、「アシスタントディレクター」と「イベントスタッフ」についてご紹介します。
アシスタントディレクターとは
アシスタントディレクターとは、イベントディレクターを補佐するポジションです。
イベントディレクターから指示をもらってイベントスタッフに伝えたり、休憩指示を出したりします。
イベントの目的や構造を適切に把握するのはもちろん、イベントディレクターに代わって指示を出すことも多いため、統率力が求められる役割です。
イベントスタッフとは
イベントスタッフとは、イベントディレクターやアシスタントディレクターに指示をもらい、接客全般を行うポジションです。
お客様の誘導案内や呼び込み、試供品や広告物を配布、さらに商品の説明など、直接お客様と接しながらイベントの成功を目指します。
イベント運営スタッフの階級で考えると、「イベントディレクター>アシスタントディレクター>イベントスタッフ」と一番下の階級です。
イベントディレクターが重要である理由4つ
イベントディレクターは、以下4つの理由からイベントに欠かせない大きな役割があるといえます。
- イベントの目的を理解した行動ができる
- スタッフへの適切な指示管理ができる
- トラブルを防ぐためのチェックを任せられる
- イレギュラーが起きたときの対応ができる
それぞれの理由についてお話していきましょう。
イベントの目的を理解した行動ができる
イベントディレクターは、イベントの目的を理解した行動ができる人材です。
イベント責任者の代わりとなって、現場を回していくことが求められる役割だからこそ、クライアントの要望を適切に把握しながら成功へとつなげます。
「イベントを成功させるにはどんな工夫をすればいいか」を豊富な経験から導き出し、目的達成に向けた運営を行っていくのです。
スタッフへの適切な指示管理ができる
スタッフへの適切な指示管理も、イベントディレクターの大切な役割でしょう。
どんなにたくさんのスタッフがいたとしても、目的達成をふまえた適切な行動ができなければ、イベント成功は難しいもの。
イベントディレクターは、スタッフ一人ひとりの適材適所を見極めながら、どのように動くべきか明確な指示を出すことができます。
トラブルを防ぐためのチェックを任せられる
トラブルを防ぐための役割も、イベントディレクターは担っています。
現場をスムーズに運営していくための正確な時間管理や、パーテーションや看板などが倒れたりしないかなど、安全面に注意しながら指揮を行なってくれるのです。
イベントディレクターは、イベントで事故などの大きなトラブルが起きないように、労働環境にも配慮して進行します。
イレギュラーが起きたときの対応ができる
万が一イレギュラーが起きてしまったときは、イベントディレクターが筆頭となって迅速な対応を行います。
お客様や店舗側などからクレームを受けたときに応対したり、スタッフのフォローを行なったりすることも。
イベントディレクターの手腕によってイベントが成功するかかかっているといっても、過言ではないでしょう。
イベントディレクターを手配する費用は?
イベントディレクターを手配する費用は、以下のような金額が目安となります。
- イベントディレクター:1日あたり4万円~
- アシスタントディレクター:1日あたり2.5万円~
- イベントスタッフ:1日あたり1.5万円~
(上記は、首都圏における相場)
こちらの金額は人件費のみなので、他にも交通費や食事代がかかる場合があります。
具体的な金額は、手配先に確認してみてください。
イベントディレクターの手配方法4選
イベントディレクターの手配方法としては、以下のように4種類が考えられます。
- 広告代理店
- イベント会社
- スタッフ派遣会社
- フリーランス
それぞれの特徴についてお話していきましょう。
広告代理店
広告代理店は、イベントの工程を全て委託できるので、その一環としてイベントディレクターを手配することが可能です。
ただ、イベント業務の1つとしてスタッフ手配サービスが含まれているため、イベントディレクターのみを手配したい場合は、断られてしまうこともあります。
また、広告代理店がイベントディレクターを手配するときは、人材仕入れ費用に手数料を上乗せして請求するため、費用が高くなりがちです。
イベント会社
イベント会社にイベントディレクターを手配することも可能です。
依頼後は、イベント会社の社員が手配されたり、異なるイベント会社に外注をしてイベントディレクターを派遣したりなどの対応をしてくれます。
イベントディレクターの手配費用としては、広告代理店より安く、一般的な価格といえるでしょう。
スタッフ派遣会社
スタッフ派遣会社のなかでも、イベントスタッフを派遣できる会社ならイベントディレクターを手配できます。
会社ごとに得意な分野があるので、公式ホームページで過去の実績をチェックし、依頼したい内容と合致しているかどうか確認しておきましょう。
さらに、スタッフの質に自信を持っているか、併せてチェックしておくのもおすすめです。
スタッフ派遣会社にイベントディレクターを依頼すると、一般的な価格から相場より抑えた価格で手配されます。
フリーランス
イベントディレクターとしてフリーランスで活動している方へ、依頼する方法もあります。
会社に所属せずフリーで活動できているからこそ、実力はピカイチですが、連絡手段がなかなか見つからないのが難点です。
自分のホームページを持っている人が少ないため、知人の紹介などで出会わない限りは、依頼する機会が少ないかもしれません。
イベントディレクターを手配するときのポイント
イベントディレクターを手配するときは、以下4つのポイントを押さえておきましょう。
- 1名や1日のみでも手配可能か
- 手配までにかかる期間はどれくらいか
- 他の業務を担当するスタッフは足りているか
- プロによるイベント企画のサポートは必要ないか
上記4つのポイントについて解説します。
1名や1日のみでも手配可能か
イベントディレクターを手配するときは、1名や1日のみでも依頼できるかどうかを確認しておきましょう。
手配先によっては、「大人数でなければ手配は受け付けていない」と断られてしまうこともあるので、注意してください。
手配までにかかる期間はどれくらいか
事前に、イベントディレクターの手配までにどれくらいの時間がかかるかを聞いておきましょう。
「大型のイベントだから、想定よりもイベントディレクターを増やしておきたい」となることも十分あり得るので、短い期間で手配してくれるところが安心です。
他の業務を担当するスタッフは足りているか
イベントディレクターはもちろん、他の業務を担当するスタッフが足りているかどうかも考えておきたいポイントです。
先ほどご紹介したアシスタントディレクターやイベントスタッフも、必要人数が足りていなければイベントを成功させることは難しいでしょう。
どんなスタッフが必要なのかわからなくなったときは、手配先へ相談してみるのがおすすめです。
プロによるイベント企画のサポートは必要ないか
プロによるイベント企画のサポートは必要ないかどうかを、今一度再確認してみましょう。
イベント開催の経験が少ないと、準備から当日まで慣れないことばかりで通常業務に支障をきたしてしまうことも考えられます。
イベント企画からスタッフ派遣まで丸ごと依頼できる会社であれば、プロ目線で目的達成に向けたスムーズな運用をすることが可能です。
「自社だけでイベントを企画するのは不安…」と悩んでいる方は、思い切ってプロに頼んでみるのも良いかもしれません。
イベントディレクターの手配なら「ワンコンシスト」にお任せください!
イベントディレクターの手配でお困りなら、ぜひ「ワンコンシスト」へお任せください。
各イベントに合わせて、細かなご要望に合わせて手配させていただくので、経験豊富なのはもちろん、「外国語が堪能」などスキルに秀でた人材を派遣いたします。
さらに、企画から当日運営まで全てをお任せいただけるため、通常業務に専念していただくことが可能です。
「店舗オープニングイベント」「学会運営補助」「大型ゲームイベント」など、多種多様なイベント運営経験から、プロの目線で丁寧かつ徹底的サポートさせていただきます。
イベントのことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
まとめ
イベント現場で指揮をとる役割の「イベントディレクター」は、スタッフ管理からトラブルの対処まで幅広い業務を手掛けます。
イベントの成功を目指すにあたって、有能なイベントディレクターは必要不可欠です。
「自社にイベントディレクターとして対応できそうな人材がいないな…」という場合は、私たちワンコンシストへお問い合わせください。
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